食べるみんなが作る人
寒い冬、鍋から立ち上がる湯気と香りに誘われて、家族団欒。鍋を囲んで、会話がはずみ、笑顔が広がります。素材も味付けも自由自在、食べるみんなが作る人です。
鍋は、野菜がたっぷり取れ、とってもヘルシー、おまけに素材を鍋に入れるだけ、お鍋一つで、手間いらず、あとかたづけも楽チン!全国の主な鍋自慢、そこには、風土の素材をいかした暮らしの知恵が見られます。
- ■石狩鍋(北海道)
- 鮭をベースに味噌味で煮込みます。大根、豆腐、ねぎ、キャベツ等を入れて、いくらやコーンで色鮮やかに、バターを仕上げに入れた北海道らしい鍋です。
- ■きりたんぽ鍋(秋田県)
- 比内鶏(秋田の地鶏)とせり、ごぼう、舞茸などが入った鶏ガラだしの醤油風味の鍋、硬めに炊いたうるち米をつぶして、杉の棒に巻きつけて、ちくわのようにして、きりたんぽを作り、炉端で焼いて、冷ましてから鍋に加えます。
- ■あんこう鍋(茨城県)
- 外見は、グロテスクなお魚ですが、味は淡白。肝はつぶしながら、色が変わるまで乾煎りすると、だしとコクがでる。あとは肝の10倍ぐらいのだし汁を加え、味噌を溶かし、野菜を入れます。
- ■ほうとう鍋(山梨県)
- ほうとう麺、かぼちゃ、里芋や野菜を入れ、味噌で味付ける。最近ではスーパーでも手打ちのほうとう麺が売られているようです。
- ■ハリハリ鍋(大阪府)
- 鯨肉と水菜をだし汁でさっと煮る鍋料理。鯨肉は、現在では、手に入りにくいため、豚肉、油揚げで水菜とあわせて作ることが最近では多いようです。
- ■ふくちり鍋(山口県)
- 昆布だしでとったスープにふぐのあら、切り身、豆腐、白菜、椎茸などをいれ、ポン酢でいただきます。仕上げのふぐ雑炊は絶品です。
- ■モツ鍋(福岡県)
- 牛モツ、鍋からあふれ出るニラとキャベツ、大量の鷹の爪とニンニクの組み合わせ。なぜかすべてがマッチしている鍋です。味噌味と醤油味があり、鍋のあとは、ちゃんぽん麺でしめます。